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日本発の国際NGO/Gawain、インドの犯罪多発スラム街のレイプ犯罪を0件に。

更新日:2023年11月18日

2023年8月14日 スラム街に蔓延るレイプ予防メソッドを開発・展開するNPO法人Gawain(所在地:東京都渋谷区 / 代表:櫻井 昌佳 / 以下、Gawain)は、インド首都デリーのスラム街に住む1,000家庭/約5,000名の女性を対象にプロジェクトを実施し、2件のレイプ犯罪と5件の他性犯罪を予防したことに加え、直近6ヶ月間で79件あったレイプ犯罪を0件に、633件あった他の性犯罪を2件に抑制することに成功しました。


プロジェクトの概要 2023年2月から2023年7月の約6ヶ月にわたり、Gawainが独自開発するCSD メソッドを用いて、インド首都デリーのスラム街に住む1,000家庭の女性・子供を対象に、過去最大規模のプロジェクトを実施しました。今回介入したデリー南西部に位置するKusumpur Pahariは、犯罪多発地域で治安の悪いエリアとして知られています。Gawainが介入エリア選定時に100名の女性に実施した簡易調査でも、過去半年間で各犯罪被害に女性の割合は、見知らぬ人からのレイプ(12%)、知っている人からのレイプ(34%)、その他性犯罪(54%)と酷く、これらデータと現地警察との協議を経て介入を決定しました。 実績・成果

※本調査では参加女性の匿名性・安全性に配慮し、無記名アンケートを紙に記入後、回収ボックスに入れてもらう方式を採用しました。


  • 介入により「レイプ」を予防・中断できたケース:2事例

  • 介入によりレイプとDVを除く「性暴力」を予防・中断できたケース:5事例

  • 介入前後における「レイプ」の減少率:100% ※79件あった犯罪件数が0件に減少。

  • 介入前後におけるレイプとDVを除く「性暴力」の減少率:99.7% ※633件あった犯罪件数が2件に減少。

  • 満足度:99.4% ※スラム街に暮らす女性や子供の身の安全を守るためにCSDメソッドが有用、他者に勧めたいと回答した女性の割合。

【受益者からのコメント】

『以前はいつ何が起こるかわからない恐怖の中で生活していましたが、今は”もし何かあっても大丈夫”と思えるの で、同じ日常なのに安全だと思えます。』
『私(母)よりも娘がよくハラスメントやからかいの対象になるので、彼女にブザーを持たせています。特に夜にスラム 街を出歩く必要がある時には心配ですから。私も彼女も安心です。』
『自分たちの力で性犯罪に立ち向かえると知り、スラムの中を歩くことを恐れないようになった』


協力の御礼およびスポンサー企業の受付 当該プロジェクトは、LUSHジャパン社による「LUSHチャリティバンク」による助成金と、防犯ブザーを製造するレイメイ藤井社からの協賛により実施することができました。この場をお借りして御礼申し上げます。

今後もGawainでは、スラム街に蔓延る性暴力を予防し、女性や子供の安心・安全の生活を目指して更なる活動を続けて参ります。まだまだ規模は小さいですが、法人寄付や防犯ブザー寄贈、その他インドやアジア諸国における支援にご協力いただけるスポンサー企業様を随時募集しておりますので、各社CSRご担当者様の中で少しでも興味・関心をお持ちの方がおりましたら、以下LINKよりご連絡いただけますと幸いです。

問い合わせ先:https://www.sirgawain.org/ja/contact


【CSDメソッドとは】 各家庭の女性に防犯ブザーを配布し、緊急時に音で危険を周囲に知らせ、全員がその場所に集まることでレイプ・性犯罪を予防・中断させる取り組み。CSDとは、コミュニティセルフディフェンスの略で、”スラム街の環境特性”と”音”との親和性に着目し、防犯ブザーをトリガーに自己防衛(セルフディフェンス)を組織化したGawain独自のメソッドです。言葉が話せなくても、誰でも、いつでも、どこでも導入できるように、極限までシンプルな運用にデザインしております。 【実施手順】 採用・選抜 現地スラム街の住民からコミュニティリーダーとコントローラー複数名を採用・選抜します。彼ら現地住民を中心にコミュニティ運営及びメソッド介入を行います。 プレワークショップ CSDメソッドの手順に従い、コミュニティリーダーとコントローラーにデモンストレーションを行い、メソッドの全体像を理解してもらいます。 キックオフ ワークショップ 介入対象者1,000家庭を複数のグループに分け、グループ毎に各家庭の代表者を対象に招集し、ワークショップを実施します。Gawainの現場チームとコミュニティリーダーが主導し、コントローラーはその補佐です。 月次セッション 毎月参加者を招集して復習やアップデート・改善案のシェアを行います。習慣になるまでメソッドを思い出してもらう避難訓練のような位置付けです。 テイクオフ コミュニティリーダーとコントローラーを中心に、スラム街住民だけでCSDメソッドを運営できるようになったタイミングでプロジェクトは完了。Gawain現場チームの介入は終了します。


Gawainについて “End rape in slum”をミッションに掲げる日本発の国際NGOです。2019年に設立されてから、スラム街に蔓延るレイプ犯罪を予防する世界初のメソッド開発を行っています。レイプは最も暗数が多い犯罪の一つであり、正確な統計データでさえ不明。Gawainの注力拠点であるインドでは、2020年の1年間に28,046人の女性がレイプ被害にあっており、これは毎日約80人がレイプされているという計算になります(NCRB参照 https://ncrb.gov.in/en/Crime-in-India-2020)。 Gawainは、現地NGOに委託することなく現場チームを有しており、各スラム街に住む女性や子供と良好な関係を構築することでCommunity-basedなメソッド開発/改善を続けております。また、安全にプロジェクトを遂行するために現地警察とアライアンスを締結し、正確なインパクト評価を徹底するために大学機関と共同研究を実施するなど、多様なステークホルダーと協力してプロジェクトを進めております。今後も性別やカースト、貧富の差に関わらず、誰もが安心して暮らせる"生活インフラ"の構築に挑み続けます。

公式ウェブサイト:https://www.sirgawain.org/ja



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